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日本プロ麻雀連盟所属プロのN.B.Mです。麻雀、ギャンブルについて書いていきたいと思います。自身は、ネゴシエイト麻雀を開発し、研究しています。徐々に発表していきます。自称、麻雀ネゴシエイターです。


by reinya-takaya

[麻雀・概論]ネゴシエイト応用編、打撃系への対応

SHEVCHNKOさんが質問のところであげられた、「フリーでは強気に突っぱねてくる相手が多い中、どのようなネゴシエイティングが有効か」という質問について答えていきたいと思います。が、
正直、ネゴシエイトが利かない相手への対応は、確かに難しいのが現状です。自分が大きく見せてもまったく意に介さず、自分の手しか見ない打ち手は、増えてますからね~。
昨日も尊敬するTプロが1ポン、一万ポンの仕掛けに、とある歯医者さん、平然と老頭牌を切りとばす。確かにただの対々だったんですが…。
こういう人は2タイプにわかれます。
①まったく周りが見えていない、素人君。
②周りは見えているが、意に介さないデジタル君。
①は、いつ、いかなる時でも前に出るので、無視です。点棒を持っても、勝手に吐き出すのでほっとけば言いと思います。
強いて言うなら、ちょっと甘めの牌でも哭かせて、行く気にさせるのがベスト。
厄介なのは②のタイプ。この手はまず最初に先手を取らせないネゴシエイト。先手を取られたら、場を荒らしにかかるネゴシエイトが有効。
例えば、②のタイプの人が点数を持ったら、自分の手が悪い時は、混一ネゴシエイトを入れながら、点数を持ったところに赤なりドラなり食わせまくるのも1つの手。
脇の2人の対決にまで、さすがに手は出さないはず。もしくは、手が止まるようなことをわざとやる。三元牌をわざと2つ哭かせるとか。
②のようなタイプの人は以外とシビアに考えるから、2着どりが思想としてあります。そこの余白を残してやれば、以外とズルズル点棒を吐き出すケースが多いようです。
自分だけでなく、他家も手ごまに使う。これが門前ネゴシエイトの基本であり、デジタルな打ち手や打撃系に非常に有利に働きかけます。
by reinya-takaya | 2005-06-21 20:20